“引っ越しで面倒な重くて大きいソファは持ちたくないけど、家でくつろげるような椅子は欲しい!”
そんなミニマリスト志向の方向けのアウトドア用の椅子を紹介。
Helinox Sunset Chair
一つ目は Helinox タクティカルサンセットチェア。
こちらは以前実際に使っていたチェア。
座面は高く(46cm)、ハイバックでゆったりでます。軽量ながらも映画も見れるくらいの快適です。
強いてデメリットを上げるとすれば、肩幅広めの男性は広背筋あたりが背もたれに当たって窮屈さを感じるかもしれません。
ただし、個人的には「椅子をこれ一つで全てまかなう」というのはやや難しいかなと思います。これで食事や勉強、デスクワークをするのは正直厳しかったです。
映画や読書などソファのようにくつろぐ椅子としては素晴らしいです。
Helinoxの他のラインナップについて
チェアツー(Chair Two)シリーズなど他のチェアも店頭で試しましたが、「座面が小さくてお尻がきつい」「座面が低すぎる」等の理由で却下でした。
サンセットチェア(Sunset Chair)というラインだけが個人的には合格点。
(筆者の体格は173cm・67kg・やや細身)
※残念ながら、タクティカルサンセットチェアは公式サイトでは全色売り切れ。
アウトドアチェアの選び方
以降は、店頭に置いてある全てのアウトドアチェアを試した中で良かったものを紹介。
試しにたくさんの製品を座って分かったことは、「座面・背もたれがフラット」「座面が低い」ものは快適性が低く使い物にならないということ。座面が立体的な構造になっていないものは固くて、ソファのような使い方は到底無理です。
フラットでダメな例がこんな感じ↓
Whole Earth(ホールアース)というブランド
MERMAID CHAIR
座ってみて良かったものが、Whole EarthというブランドのMERMAID CHAIR(マーメイドチェア)。
貝殻っぽいデザインで商品名が ”マーメイド” というのが粋。
やや座面は低い(38cm)ですが、中綿が入っていて柔らかくソファに近い座り心地。背もたれが大きく開いているので、Helinoxに感じられる若干の窮屈さがありません。値段も5千円ほどと1/4の安さ。
褒めすぎても良くないので、デメリットもあげると、ソファに近いと言えども座面下から骨組みのコツコツした固さは若干感じます。しかし数十分座っても全く問題ない程度のものです。
生地はパリッとしたハリの強い硬めの生地。ポリエステル生地で水分やちょっとした汚れが簡単に落ちるであろう感触でした。
色はベージュ・オリーブ・ブラック(限定)が展開。
弱点としてHelinoxのように超コンパクトに収納することはできません。しかし、室内利用であれば出しっぱなしですからあまり関係はないかと。畳むときは前面の接続部を内側に折り込むようにすると簡単に畳めます。
他のラインナップはちょっと背もたれがきつい
同じデザインで肘掛けがついたCLAM CHAIRというラインもありました。座面が少し高くなって40cm。
カラーはブラック・オリーブ・ネイビーに加えて、DELUXE(デラックス)のグレー。
こちらは座面が広く、よりソファに近い座り心地。しかし個人的にあまり良くないなと感じたのは背もたれがかなり立っていること。ゆったりともたれ掛かるのに少し難あり。
それに、肘掛けの幅がかなり広いのであまり使いやすい位置にないなという印象。
snow peak Take!も良かったが
一応、snow peak(スノーピーク)のTake!というチェアもHelinoxと同系統でかなり良かったのですが、値段はあまり変わらず、デザインが個人的にはHelinoxの方がいいかなということで微妙な立ち位置でした。紹介だけしておきます。キャンバス生地が好きならばこちらがオススメ。
説明が難しいのですが、背もたれに寄りかかった時に、連動してお尻の位置が調整されるのでとても快適です。
番外編:リクライニングチェア
思いきり背もたれを倒してリラックスしたい人にはColeman(コールマン)インフィティチェア。
体重をかけることでリクライニングできる優れもの。水平以上?に足が頭の高さになるくらいまで傾きます。(大きいサウナに行くと外気浴用に置いてあったりする。いわゆる”ととのい椅子”?)
ただしかなり大きいので注意。
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