結論としては、全体的に音質は向上すると言えるが、聴く音楽や人により好みが分かれる変化かもしれない。
筆者の試聴環境は、床材がクッションフロア、
スピーカーはELAC BS312、インシュレーター(スパイク受け)にオヤイデ INS-SPを使用。
床に直置きした場合とセッティングを変えずに比較。
試聴楽曲は主に女性ボーカル・電子音多めの楽曲。
導入経緯
音質向上の期待はもちろんのこと、自宅の床材がクッションフロアであったため、きちんと硬い足をスピーカーに履かせてあげたかったこと。スピーカーの4脚が浮いてしまいきちんと接地していない感覚があったため。
メリット
御影石をセットして、初めの大きな印象としては、全体的に音の粒立ち・輪郭の明瞭さが向上する。
中でもボーカルの中音域のインパクトが強くなり直に耳に入ってくるような感覚。
デメリット
低音がブーミーになりすぎる。これは好みだろうが、Bassをアンプのイコライザーで減らして使わないとかなりバランスが悪く感じるくらいローが出る。
高音の抜け感が損なわれる。床に直置きの時には感じられたスカッと抜けるハイの感覚が薄れてしまった印象がある。(他の帯域が変わったことによる相対的な感覚変化かもしれない。)
全体的なイメージとして、固く無機質な響きの音になってしまうとも言えるかなと。
あった方が良いが、完璧ではない
全体的な評価としては、床に直置きよりは黒御影石があったほうが良いかなと使っているが、 きっと音質的にベストではない。
他にも人口大理石(コーリアン)や黒檀なども機会があれば試してみてレビューをしてみたいと思う。
音質以外のメリット
ちなみに私が購入した黒御影石は、ヤフオクで2枚で7千円ほど。34×30×3cmで重さは約9kg/枚。
音質向上以外のメリットとして、ロボット掃除機が当たってもズレないことが地味に便利。
ロボット掃除機が激突するとせっかくセットした完璧な位置からずれてしまうことがストレスだったがこれが解消した。9kgも重さがあるオーディオボードの上においてしまえばズレることは全くないのでセッティングし直す手間がなくなったのは非常に大きい。
愛用しているロボット掃除機のブラーバ390jはルンバのように排気音がせず非常に静かで、使い捨てのクイックルワイパー(その他類似品も)を使って乾拭きすることができる。超オススメ。
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