私は「人生の1/3は睡眠だから、寝具にはお金をかけるべき」という考えのもと、ベッドはシモンズのマットレス(一番安いシリーズ)で寝ていました。
しかし今では2万円弱の折り畳み式マットレスを使用していますが、
睡眠の質も変わらず、ベッドがなくなった分、広々とした部屋の空間を満喫しています。
なぜベッドを処分して安いマットレスで寝るようになったのかをお伝えします。
なぜシモンズのベッドをやめたか?
夏は蒸れる
シモンズのベッドは確かに寝心地が良く、一点を除いて不満は無かった。
それは表面が分厚いニット生地なので、夏場、蒸れて汗をかいてしまうこと。
自分は汗をかくのが嫌いなので、なかなか重大な問題でした。
部屋が狭くなる
持っていたベッドは寝ている間は広々として快適ですが、起きている間は使わないので邪魔でしかない。
一人暮らしの部屋であれば、1/4〜1/3の床面積をベッドが占めます。
引っ越しの際にも重荷になってしまいます。
(また、当時からスタンディングデスクを使わないとき用の椅子を探していたのですが、椅子まで置くと床面積がなくなってしまう…と購入を渋り、ベッドを椅子がわりにしていました。数十分なら良いですが、座面が沈んでしまい姿勢が崩れるので身体に良くないです。)
以上を考慮して
昨年夏、ミニマリストに「アイリスオーヤマ エアリーマットレス」愛用者が多いことを知ります。
通気性が良く寝心地も変わらないらしい。これなら夏でも涼しそう。
”もしダメなら来客用に置いておけばいいし、とりあえず買って試してみよう!”
と、購入。
新たにモノを買い足すのはミニマリズムの思想と矛盾すると思われるかもしませんが、
「より良い選択肢」が存在するにもかかわらず、それを知らないまま何十年も生きていくリスクを考えると、新しい選択肢を試すなら早ければ早いほど良いです。
特に、寝具は毎日8時間使う生活必需品なのでなおさらです。
※当時の日記にはこんなメモがありました↓
(日記を付けていると考えが辿れるのでこんなときに便利ですね。)
「本当に捨ててもいいか」をテスト
ベッドを使わずにエアリー マットレスで寝心地が変化ないか1ヶ月ほど検証しました。
その結果、睡眠の質は変わりませんでした。
睡眠に影響なく、通気性も良く部屋が広くなるなら尚更良いことです。
睡眠の質は本当にマットレスに因るのか?
これは個人の意見が分かれるところと思います。
私の結論は、「一定以上の品質のマットレスであれば、睡眠の質に影響は少ない」です。
×硬い床はダメ
床でも寝れるという人も居るので、厚さ4mmのヨガマットといつもの枕で寝てみたことがあるのですが、頻繁に起きてしまって睡眠の質は明らかに下がりました。ヘトヘトに疲れていたら寝られるというレベルです。
×薄すぎるマットレスもダメ
一人暮らしを始めたときに間に合わせで買った安物の薄いマットレスでも、腰が床に着いているような感覚で睡眠の質がやや下がりました。
以上から、マットレスの質自体は「体重をしっかり支える厚みと丈夫さ」さえあれば大差ないと私は考えています。
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それなら何で睡眠の質が上がるのかといえば、「日光を浴びる・運動量・寝る前の照明」が重要と考えています。
詳しくは睡眠について考察した記事をご覧ください↓
エアリーマットレス EXTRAについて
エアリーマットレスはミニマリストの愛用者が多く、メーカーもアイリスオーヤマと有名なので信頼できると判断して購入しました。
※ここで紹介しているのは6cm厚のマットレスですが、後々11cm厚の厚いマットレスの方が良いことがわかりました。詳細は↓
エアリーマットレスの選び方
私はやや硬めのマットレスが好みなので、硬めのEXTRAシリーズに決め、
収納しやすさ重視でシングルの三つ折りタイプを選択。
厚さ6cmと11cmがありましたが、11cmは大きすぎると思い6cmに決めました。
通気性
マットレスの中はポリエステル繊維が詰まっており、見るからに空気がスースー通る形状。
夏でも涼しく快適です。
見た目に反して、体重を支える強度は十分あり、背中や腰が床に着く感覚は全くありません。
リバーシブルで一年中使える
冬はニット生地・夏はメッシュ生地、と使い分けができるので一年中快適に使用できます。
真冬にも使用しましたが、ベッドと比べて寒さが気になることはありませんでした。
丸洗い可能
マットレスは丸洗いができないので、シーツが必須で、汗で濡れないように、飲み物を溢さないように常に気にする必要があります。
対して、エアリーマットレスは丸洗いが可能で、万が一汚れても、シーツや中身含めて全て洗濯できます。気楽に普段使いができますね。
省スペース
三つ折りで圧倒的に省スペース!
奥行きが70cm弱あれば押し入れにも入ります。
ベッドを手放して良かったこと
メリハリがついてダラけにくい
部屋にベッドがあるといつでも寝転がることができるので、自分はだらけてしまいがちでした。
しかし、敷布団であれば、朝起きたらすぐに畳んでしまえば、ダラダラと布団でゴロゴロし続けることが減ります。
つまり、マットレスを取り出すのは、夜寝るとき・昼寝をしたいときだけなので、『寝るモード』のときだけです。
こうすることで、行動の目的がハッキリして、休むときは休む、作業するときはするというメリハリが出来ます!
なんといっても余白!
ベッドを撤去すると、なんと言っても部屋の空間が広くなります!
ミニマリストの何もない空間に憧れていましたが、
ベッドを手放してようやく何も無い空間の美しさを自分の部屋でも感じることができました。
床が広くなるから何の意味があるのかと思うかも知れません。
しかし、モノが少ない部屋はそれだけ注意を逸らす要素が減るというメリットもあります。
皆さまにも、ぜひ広くなった部屋の気持ち良さを味わっていただきたいです。
寝心地が気になる方は、ひとまずマットレスを試してみて、ダメなら来客用に回してみてはどうでしょうか?
商品リンク↓
現在使っているモデル
アイリスオーヤマ エアリーマットレス EXTRAボリューム 厚さ11cm AMEX-110S
私が愛用しているブレインスリープピロー(Sponsered Link)⬇︎
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