購入した経緯
私が使用しているのは、タンスのゲン 昇降式スタンディングデスク。
スペックは幅70cm、高さはMax約115cm。昇降はガス圧で、色は木目調ブラウン。
購入当時から既に座りすぎが体に良くないことが囁かれていました。私も座りすぎの害については実感していたので、スタンディングデスクに興味を持ちます。
人類史的にも、狩猟採集生活を保つ民族が一日に歩く距離は10km前後が平均的なようです。(およそ15000歩、2~3時間)
それを考慮すると、現代人が少しでも運動量を増やすためには立ちながらデスクワークや勉強をすることは自然なことだと思います。
選考基準
購入する際に検討したスタンディングデスクの条件は以下の通り。
- 昇降がスムーズに出来る
- 必要最低限の天板サイズ
- キャスター付き
1. 昇降がスムーズに出来る
スタンディングはやはり疲れますし、座りすぎもお尻や腰に悪いです。解決するには立つ↔︎座るを交互に繰り返すこと。
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→ハンドルを回す手動タイプは、
1日何度も上げ下げをするので億劫になり使わなくなるのがオチ。除外。
→机に乗せる卓上タイプは、
いちいち展開させるのが面倒。それに保管スペースが必要なので除外。(お気に入りのデスクが既にある方はこのタイプも良いでしょう。)
→電動タイプは、
いちばん下から上まで上がるのに10~20秒掛かります。しかもメモリー機能がなければ20秒間ずっとボタンを押し続ける必要があります。これを毎日何度も何度もやるのは個人的にあり得ないので除外。(そもそも値段が高い。)
また、電源のある場所に制限され、配線も見栄えが良くないのでこれもマイナス。
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残る候補は、1〜2秒あれば昇降可能なガス圧式。または手動で引き上げるタイプまで絞れました。
2. 必要最低限の天板サイズ
机のスペースが大きいと余計なものを置いてしまって、散らかったり注意散漫になりがち。
一つの作業に集中するためには必要最低限である方が望ましいと思います。常に綺麗に保てます。
3. キャスター付き
気分によって外の方を向くか、壁に向かって集中したいかは変わる。
これは購入した後で気が付いたことですが、固定位置で使うデスクではロボット掃除機が入っていけない構造のものが多い。ホコリを溜めずに部屋を綺麗に保つなら移動式の方が良いです。
2年間使用した感想
スタンディングデスクなしの生活は考えられません。これからの人生ずっと使い続けます。
腰・首・お尻の痛みを解消
皆さんは、座って集中していると「知らないうちに身体が前のめりになっていた」という経験はありませんか?
この猫背姿勢が腰や肩、首を痛める原因、ひいては首に通る血管・神経を圧迫して頭痛の原因にもなります。これはスマホが普及した今、さらに深刻な問題でしょう。(※スマホ首の参考記事)
スタンディングデスクであれば、自然と背筋が伸び、首の曲がり角度も浅くなります。
「立つ⇄座る」のメリハリ
調子が良ければ1~2時間ずっと立ちっぱなしで大丈夫な日もあります。熱中しているときなど。しかし、それはそれで腰や脚を痛める原因になります。
なので、適度に座って休憩するのが良いです。
(※スタンディングデスクの商品ページでも交互に立つ座るを繰り返すことが推奨されています。)
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すると、”集中するぞ!という時は「立つ」⇄ 疲れたら「座る」” サイクルができます。
一般的には20分立つ→10分座るくらいがちょうどいいのではないでしょうか。
もしくは立っている時だけ作業をして、それ以外は作業を中断して休息する、という使い方もアリだと思います。
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メリハリができ、生産性が上がる
座っているのはラクなのでダラダラとスマホを眺めたりしがちですが、一度テーブルを上げて立ち上がってしまえば自然と集中するためのスイッチが入ります。
スタンディングデスクに使い慣れると、座りっぱなしによる腰や首の違和感に敏感になり、「そろそろ立たなくては!」と感じるようにもなります。
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この「立つぞ!」という瞬間にすぐにテーブルを上げられなければ意味がないのです。
これがガス圧式をオススメする理由です。
デメリット?
安定性について
商品レビューを見ると、安定性が足りず、天板が揺れて手書きの作業には向かないという人もいるようです。
確かに多少は揺れますが、PCを使う時にも、紙に手書きする場合でも気になるレベルではありません。
ただし、消しゴムを使う場合は結構揺れます。鉛筆・シャーペンユーザーの方にはしっかりとした二本脚のデスクを推奨します。
ここは性格の問題が大きいと思います。
脚が地面から1mも伸びていますから、揺れを無くすのは難しいでしょう。
神経質な人は、脚がしっかりしたスタンディングデスクを固定して使うことをオススメします。
2本脚の揺れにくいデスク
同じメーカーでコスパが良いのはこちら↓
90cm、120cm幅の2種類に、カラーは3種類
安定性もありながら、前方にキャスターがついているので移動もカンタン。
90cm幅を実際に買って比較してブログ記事にまとめました!↓
有名メーカーの「山善」のガス圧式もオススメです。実際に店頭で試したことがあるのですが、揺れもなく非常に頑丈な作りでした。
100cm、120cm、140cm幅の3種類、カラーは白黒の2種類です。
スタンディングデスクと併用する足マットなんかがあるようですが、私は床に裸足で使っていて何の問題もありません。
すぐに疲れてしまう人は、体重を掛ける位置をこまめに変えてみてはどうでしょうか。
それでもダメなら根本的に体力不足だと思います。
購入を機にウォーキングや、エスカレータではなく階段を登るなど簡単なことから始めてみてはいかがでしょうか?適度な肉体疲労は睡眠の質も上がります!
「タンスのゲン スタンディングデスク」の使用感
ここからは私の使用する商品に限ったレビューです。
高さはキャスターをつけた状態で、75cm〜114.5cm。
1秒で上げ下げ可能!
・上げるときは、ガス圧でレバーを引くだけで勝手に上がっていきます。力は要りません。
・下げるときは、体重をかける必要がありますが、大した労力ではありません。
動画↓
移動もスムーズ
キャスターの滑りは非常に良く、つっかかりはありません。手前のキャスター2つにロックがついているので、固定でも使用できます。
天板
【天板サイズ】
実測で天板サイズは幅69cm×奥行き48cm
13インチのMacBookとB5の書類を並べても収まるサイズになっています。PCを見ながら筆記も可能です。
無駄に広いスペースがあると余計なものを置きがちです。シングルタスクを心がける意味では必要最低限の狭さもメリットがあります。
食事をするにも、このサイズで困ったことはありません。
【天板表面】
表面が若干ザラザラしているので、紙ペラ一枚で筆記をするとガタつきます。2枚以上であれば全く問題ありません。
※ホワイトver.は鏡面でツルツルです!
PCのマウスは、レーザー式のApple Magic Mouse 2でしか試していないのですが、マウスパッド無しで使用できます。
デスクの脚に収納
脚はマグネットが使えます。私はティッシュホルダー、マグネットフックなどをつけています。
高さは足りる?
私は身長173cmですが天板の高さはMaxでちょうど良いです。なので女性であれば高さは十分です。
※しかし180cm後半までいくと、筆記をするとき余計に首を曲げなくてはいけないかもしれません。これは試していないのではっきりとはわかりません。
惜しい点:ロボット掃除機
愛用しているロボット掃除機のブラーバ 390jの高さが約7.9cm。対して、キャスターの高さが8.2cm。
これはいける!と思いきや、脚を固定するネジ頭が引っかかってしまう。これが唯一惜しい点。
ルンバの高さは9.2cmなので、他のロボット掃除機は基本的に引っかかってしまいます。
スッと通り抜けてくれれば気持ちいいですが、大した問題ではないですね。一本脚のデスクで10cmの隙間がある商品は今のところ見つかりませんでした。
まとめ;頭痛対策にも
個人的な経験談ですが、ベッドでPCやスマホをする習慣が原因で慢性的な頭痛を患ったことがあります。
長時間同じ姿勢を続ける悪習慣には、本当に気をつけていただきたいと心から思います。今では全く症状はありません!
スタンディングデスクは一度導入すれば、今までずっと座って作業していたことが恐ろしくなります。
人類にとっては直立姿勢が自然な形ですから、もはや生活必需品と言えるでしょう。
自信を持ってオススメします!
役に立った!という方はよろしければ購入はこちらから
調べた限り私の使っているものが、ガス圧式スタンディングデスクでは最安でした。一万円を切っているものは他にありません。
70cm幅タイプ(キャスター)は色は私のブラウン・ホワイト・ヴィンテージ(木目)の3色です。
New 90cm幅(キャスター)もあり!
90cm幅(固定)は執筆現在、在庫があるのはシルバーグレー・ブラック・ブラウンの3色です。
他にはナチュラル(木目)・ライトオーク(木目)
先述した通り、タンスのゲンには、2本足で90cm・120cm・140cmのラインナップもあります。(キャスターは奥側のみ)
この記事をご覧いただきありがとうございます。
少しでもご参考になれば幸いです。
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