前回のブログに引き続き、2021年と言いつつここ数年も含めて良かった・オススメしたい料理関連のグッズ・食べ物を紹介します。
今回はミニマリストに関係なく、料理好きな方、食にこだわりのある方、グルメな方向けの内容です。
調理器具編
SHARP ヘルシオ ホットクック・ウォーターオーブン
かれこれ2年以上愛用していますが、仮に故障したとしたら何の迷いもなく買い直します。私にとってそれくらいの必需品。
ヘルシオシリーズを活用する上で一番重要とも言えることは付属のレシピを参考にしないこと。
メーカー様には申し訳ないですが、無水で作れば素材の旨みを引き出すことができるのに無駄に市販のソースを入れたり敢えて不味くしているとしか思えないものが多い。
本質的にヘルシオの使い方を理解するには勝間和代さんの書籍(またはブログ・YouTube)が最適。私が説明するより分かりやすいのでこちらに譲ります。
ホットクックの真骨頂は無水調理で作る汁物や煮物。
そして地味に便利な”めん茹で”機能。
- 絶対的なオススメの勝間さんレシピはビーフシチュー、かぼちゃシチュー、無水チキンカレーあたり。
- めん茹で機能はパスタを茹でるときに便利。ただしホットクックで湯を沸かすのは時間がかかるので電気ケトルとフライパンで分担して熱湯を作ります。
ヘルシオ ウォーターオーブンの真骨頂はソフト蒸しとウォーターグリル/オーブン。
そして地味にすごい焼き立てパンあたため。
- ソフト蒸しは70〜95℃まで5℃刻みの好きな温度で蒸せる機能。100℃より低い温度で蒸すとまた違った仕上がりになります。
→栄養を損なわず野菜を蒸したり、肉・魚が硬くならないように火入れできたりします。 - ウォーターグリル/オーブンは過熱水蒸気を使ったヘルシオの代名詞的な機能。空気を庫内から逃して水蒸気で加熱するので食材の酸化を防ぎ、ジューシーな仕上がりになります。
→鶏もも肉を網焼きにするだけで美味しいですし、ローストビーフのような塊肉の調理も全自動で完成します。 - 焼き立てパンあたためは冷めたパンやピザが焼き立て同然の仕上がりに復元できます。カリッとして欲しくないものはスポットスチームを使うとフワフワになるので使い分け。
検索すればたくさんヘルシオユーザー様のブログが出てくると思いますので調べてみてください。購入の際は、新品でなくても型落ちで問題ありません。
※ホットクックであれば「KN-HW16E」のEの部分が何年モデルかを示しています。ただし、機能に制限があるのでHWと入っているものがオススメです。
良い包丁とまな板
いくらヘルシオが便利でも野菜や肉は切らなくてはならないので、よく切れる包丁・まな板は必須。
ずっと良い包丁を探していたのですが、選択肢が多すぎて決められず先延ばしにしていたところ、マニアの方の信頼できるブログを見つけてオススメされていたままに購入してみました。
購入したのは関孫六 10000CL 15cmペティナイフ。
刃は鏡面、ハンドルは木目の仕上げで高級感があります。
最初に使ったのはグラスフェッドビーフの脂肪を切り落とすときでしたが、古い包丁では全然切れないところを、触れるだけでスルスル入っていくので本当に驚きました。
切っている”感覚が薄く、”ヌルッと刃が入っていく”切り心地。
ただし弱点もあり、砥石で研ぐメンテナンスが必須なこと。(砥石は刃の黒幕 #2000を使用中)
ここが料理好きの人でないと難しいかなと思います。私は研ぐのがむしろ楽しいです。
15cmペティナイフはほぼ全ての食材に適しており必要十分な刃渡りで、果物を切るのにも取り回しがしやすい。ただし問題はかぼちゃを切るのが厳しいこと。無理に切ろうとして少し刃こぼれしてしまったので、買い足すのかレンチンするのか対策を考え中。
まな板は、敬愛するCOCOCOROchオリジナルモデルの「アサヒ クッキンカット」合成ゴム製。
- 包丁への負担が少ない
- 熱湯をかけても反らない
- 乾くのが非常に早い
- 何より切り心地が違う!
というのが特徴。実家で普通のまな板で料理すると切りづらさを痛感して価値のあるものだと再認識しました。
初期投資としては高いのですが、表面を削ることで新品同様に再生することができるので何十年も使える代物です。一家に一枚。
片手で切れるキッチンペーパーホルダー
料理で頻繁に使うキッチンペーパー。片手でサクッと取れるとストレスフリーで料理の効率が上がります。逆に気持ちよく切れないホルダーを一日何度も使うことのストレスの代償は大きいです。
詳細はアーカイブのブログに譲ります。
オススメの食品編
高そうで安いパルミジャーノ・レッジャーノ
成城石井で買えるDOPのパルミジャーノ・レッジャーノ。(ハードチーズの一種)
他にも安いパルミジャーノやグラナパダーノ、ペコリーノ・ロマーノなど沢山試してみましたが、このパルミジャーノは香りが段違いに良いです。結局ここに戻ってきます。
100gで600円しますが、少しずつしか使わないので1ヶ月は毎日良い香りを楽しめ、コスパは良いと思います。
熟成されたバルサミコ酢
バルサミコ酢は安物と10年ほど熟成させたものでは天と地ほど差があります。何となく買ってみたけどあんまり美味しくなかったという方はぜひもう一度チャレンジしていただきたいです。
まずは赤バルサミコ。何種類か試した中で一番良かったのはこれ。濃度が違くトロトロしていて煮詰める必要がありません。
15年熟成なので当然値は張りますが、賞味期限はあってないようなものなのでのんびり使えます。
イチオシはバルサミコ酢豚。どの店で食べたものより自分で作るこれが美味しい。(揚げ物なので頻繁には食べられませんが…)
同じようにバルサミコと醤油で作るラム肉のソテーも美味しいです。この二つの組み合わせは万能。
最近では生ハム×バルサミコ×パルミジャーノのクリームペンネという悪魔的な旨さの日高良実シェフのレシピが感動でした。ギルティだけど美味いです。。。
白バルサミコも同じく、きちんと熟成されたものを選ぶのが肝心。安いものはツンとする酸がキツいものが多いですが、熟成されるにつれて酸の角が取れてフルーティな味わいになるようです。
超高価なものもある中でこちらは安価ながらもツンとした棘がなく美味しいです。コスパ良し。
ハイコスパなオリーブオイル
料理には専らオリーブオイルしか使わないので今まで何十種類も試してきました。高ければ当然良いものは良いのですが、その中で私の主観で品質・香りの良さをクリアしたもののうち、コスパが良いのがGOYA。
品質の良いものは500mLで2500円強するところ、GOYAは1700円程度。しかし遜色ない香りと味で非常にオススメです。
(逆に言うと、これ以上のものを探究しようとすると沼が待っているかもしれません。)
※オリーブオイルは”エクストラバージン”と書かれていても偽物の確率がままあるので、美味しいものを見つけるには最低限“コールドプレス”(低温圧搾)と書かれたものを選ぶのがコツです。
旨味が違う素焼きミックスナッツ
味がワンランク違う小島屋の素焼き・無塩・無油のミックスナッツ。安価なものと比べて明らかにナッツ一つ一つの大きさ、旨味、甘味が優れています。しかし値段もやや高い程度でコスパが良い。
素焼きのナッツは、良質な不飽和脂肪酸・食物繊維・微量栄養素が含まれた非常に優秀な食べ物。スナック菓子を食べるくらいならナッツ。コーヒーなど温かい飲み物と一緒に食べるのが個人的には好きです。
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